2024/9/1

令和7年度 入園のしおり


 竹の子幼稚園も創立52年目を迎えました。蓑川地域もその計画からのべ20年近くかけての区画整理も完了し、竹林・雑木林・水田・畑は大きく住宅地に変容しました。時代の大きな変化を受け入れつつも竹の子幼稚園の教育信条である「生命の尊さを学び、やる気、勇気、根気を育てる」にのっとり、遊びを中心とした幼児の生活が豊かに体験できる幼稚園として努力を続けています。園児の保護者のみなさんや地域の方々のご理解・ご協力そしてご指導により「竹の子」たちは、 四方八方に根を張り心豊かに強くたくましく育っています。卒園生のお子さん、お孫さんのご入園に心躍る思いのこの頃です。
 園舎の中央にある給食室からは出汁をとる匂いが漂い食材をきざむ音がきこえます。ガラス越しに食事をつくる調理員さんの姿もみえます。畑で野菜等を育て収穫しそれを食材として調理します。こうした体験が「食育」として子どもたちの大きな学びにつながっていくのです。米飯を中心にオーガニック食材にこだわり、 安心、 安全な自園調理の給食の提供に努力を続けています。
 園内には水質管理の行き届いた循環型温水プールがあります。コロナ禍も休まずプールあそびを行うことができました。20,000冊以上の絵本の揃った幼児図書室「なかよし文庫」では図書室専任の先生がいて、貸し出し読みきかせが活発に行われています。未就園児の親子の集い「 いないいないばあ」も22年目を迎え沢山の出会いがありました。(1、2オ児のための “ ぴーかーぶー”も笑顔あふれる親子のふれ合いの場として広がり始めています。)今後も努力を惜しまず続けていきたいと思います。
 幼児の育ちには自然環境が欠かせません。園内に残されている樹木等を生かしビオトープを造成しました。トンボやカエルなど小さい生き物とふれ合えることは命の営みにつながる学びです。ウサギ小屋は子どもたちの人気のスポットです。小屋のそうじや餌やりに目を輝かせます。
 明る<広い整った施設を活用し多様性を受け入れ、お子さんたちひとりひとりのもっている力をあらゆる面で認め自主的に心豊かに育つことを願っています。子どもらしい充実した生活の実現に向かって60名の教職員一丸となって寄り添い援助できることを感じています。お子さんたちのすこやかな成長を願うと共に、輝かしい未来がくるよう奮闘することをお誓いしてごあいさつとします。

令和6年9月1日
 

学校法人 蓑川学園
竹の子幼稚園

理事長・園長 平岩 ふみよ
〒444-3525 愛知県岡崎市蓑川町3丁目6-18
TEL:(0564)52-2554
FAX:(0564)55-5130

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