2014/1/21

子どもたちが頼もしく思える瞬間

生活の中で見せる成長

「うたと劇あそびの会」の本番までの間、子どもたちの生活の中にちょっと素敵なエピソードをみつけたのでご紹介します。

見守る眼差しは成長の証

他のクラスにも興味津々
他のクラスにも興味津々

年中のAちゃんとBくんは、年長のあるクラスにお気に入りの場所があり、よく遊びに訪れます。子どもたちも自然体で受け入れ、仲良しです。

劇あそびの練習の最中にもやってきて、一緒に参加しているような日もありました。ふたりの担任が「さぁ、AちゃんもBくんもお部屋で練習するよ」と迎えにくると、年長の子どもたちは「がんばっといで」「あとでね」なんて送り出したりしていました。

本番一週間前のことです。年長クラスの子どもたちは、お客さんで見ていました。Aちゃん、Bくんたちのクラスの劇がとても気になっている様子。誰に言われずとも姿勢を正して舞台に集中しています。
その日の給食の時間に話題になったのは、AちゃんとBくんのこと。「Aちゃんのうさぎちゃん、上手だったー」「ちょっと泣いてたけど、どうしたのかなぁ」「でもすぐ泣くのがまんして、ピョーンピョンってうさぎになって跳んだよ」「Bくんのカラス格好よかったね」「一番上手だと思った」「ちゃーんと練習してたんだねー」と口々に話しています。「ふたりとも今度は年長組だよねー。どの組になるのかなぁ」とAちゃん、Bくんのこれからにもエールを送っているようでした。

集中しています
集中しています

子どもたちはお互いをとてもよく知っています。そして認め合っているんです。けんかや取り合いっこ、いじわるもするけれど、やさしさもしっかり育っているんだなぁと嬉しくなりました。

ホームへ先頭へ前へ戻る