2012/12/18

あせらず、ゆっくり、じっくりと

子どもたちの時間を大切にしながら共に過ごす

竹の子幼稚園の生活は、どんな時もあせらず、ゆっくりと子どもの「育っていこうとする力」に寄り添って進めていきます。子どもたちが甘えたいときは、それを十分に受け入れるように。生意気な憎まれ口を叩いたときには、その事実としっかり向き合うように。子どもたちの「その時々」を大切にしながら、共に過ごしています。

子どもたちの育ちのペースに寄り添って

「子どもの育ちに寄り添うことは、大人にやさしさと忍耐を教えてくれます」という、絵本の福音館・松居和氏の言葉があります。

子どもたちの育ちはゆっくりです
子どもたちの育ちはゆっくりです

大人にとっては「やれば楽しい」ことが分かっていても、子どもにとっては「楽しくなるまで」にものすごく時間がかかることもあります。「みんなと一緒」が、すぐには安心できる場所にならないことだってあります。
家庭では元気いっぱい自己発揮できていても、幼稚園では慎重に様子を伺いながら友だちとの関わりを広げていくのは、ごく当たり前の育ちです。

大人が楽しそうにしている姿が、子どもたちを誘う

幼児にとって、従うことを強要していることになりやすい「言葉の誘いかけ」ですが、私たち保育者も「みんなでこっちを見てよ」と言いたくなることがあります。何とかしようと、強引に誘い込みたい衝動にかられることがないわけではありません。

しかし、幼稚園の主役は子どもたちです。子どもにとって最高の誘いかけは、私たち保育者が楽しそうに活動に取り組み、そこに笑いがあること。大人が嬉しそうにしている姿が、何より一番なのです。

大人が楽しんでいる姿を見せる
大人が楽しんでいる姿を見せる

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