2010/8/4

保育室が絵本の世界に

絵本『はなをくんくん』を読み聞かせたときのことです。その絵本では、雪の下に眠る動物たちの春を迎える喜びが描かれています。
「長い眠りから目覚めた野ネズミが何かをかぎつけて『はなをくんくん』あれ? 寝ぼけ眼のクマも、殻の中からカタツムリも、リスや山ネズミも、みんな嬉しそうに『はなをくんくん』雪の中から抜け出して、一斉に駆け出します。着いたところは、春をつげる小さな黄色い花がひとつ」
すべてがモノトーンで描かれているので、最終ページの黄色い花に、子どもたちの表情がパッと輝きます。絵本を読み終えたら、すぐに保育室は野原になりました。「真っ白な雪がいっぱい! おや、なんだろ、なんだろ……」すると、子どもたちがそれぞれのクマになって、リスになって、野ネズミになって出てきます。保育者は最後にカタツムリになってノロノロと出て行きました。「先生、おっそいー。いそいでよー」と声がかかります。「だってカタツムリだもん。お家が重いしね」とノロノロ動きます。
「お花みつけた」と、子どもたちは次々に春の喜びを表します。賑やかな歓声が上がるなか、保育者はまだノロノロと……。するとまた「カタツムリさん、はやくおいでよー」と声がかかります。やっと到着。みんなで「春だー!!」と喜び、部屋中をスキップしました(8分音符)

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