2010/8/14

みんな違って、みんな良い

子どもは、子ども。
子どもは、子ども。

竹の子幼稚園では開園当初から、障がいのある園児や発達に個別の配慮が必要な園児が一緒に過ごしています。障がいのある園児も、障がいのない園児も、子どもが子どもであることに、何ら変わりはありません。すべての子どもたちに、保育、教育は必要です。
また「人間としての尊厳が傷つけられがちな人々」をしっかり受け止め、生きる喜び、生きる誇りを共有できる人間を育てていくことが、教育力として必要とされています。
障がいのある園児たちの保育、教育を探求していくと、一緒に生活する周りの園児たちとの関係が切り離せないことに気づきます。共に過ごすことで、たくさんの葛藤も生じるでしょう。しかし、この生活のなかにこそ、何物にも代え難い豊かな人間性を高めていく積み重ねがあります。
障がいのある子どものためにいろいろ工夫する保育の営みは、すべての園児を大切にできるきめ細かな保育となります。 その内容がどの園児にも嬉しいものになるとき、保護者のみなさんにとっても、私たち保育者にとっても嬉しいものになるのです。

ホームへ先頭へ前へ戻る